英語や洋楽にそれほど詳しくなくても、Let it be(レット一トビー)という言葉は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
ビートルズの有名な曲名でもある Let it beですが、最近ではこの言葉を座右の銘に掲げる人が話題になっていたりもしますよね。
何となく知っているつもりだけど、実は本当はどんな意味なのか今更聞けない・・・。
そこでこの記事では、Let it beとはどんな意味なのか、Let it goとどう違うのか、座右の銘にする時はどんな意味なのかということについてご紹介したいと思います。
Let it beってどういう意味?
Let it be(レットイットビー)は、直訳すると「そのままにしておきなさい」になります。
日本語的な意味としては、
- なるがままに(しなさい)
- あるがままに(しなさい)
などです。
Let it beは、自然のなりゆきに身を任せる、あるがままの状態を受け入れるというニュアンスになります。
なるようになるさ、と肯定的な意味に訳されることもありますよ。
例えば「人事を尽くして天命を待つという」ということわざがありますが、この天命を待つという部分がLet it beの意味に近いと考えるとわかりやすいかもしれません。
Do your best,and let it be.ですね。
Let it be(レットイットビー)は他にも文脈やニュアンスによっていろいろな使い方がありますが、曲名や単独で使う場合には「なるがままに・・・」という意味で使われることが多いです。
Let it beとLet it goの違いは?
Let it be(レットイットビー)とLet it go(レットイットゴー)は、どちらも日本語で「ありのままで」と訳されることがあります。
同じような意味で日本語に訳されることが多いLet it beとLet it goですが、ニュアンスや使い方には違いがあります。
Let it beは、あるがままの状態で成り行きを見守る、そのままにしておくといったニュアンスです。
どうなるかわからないけど、成り行きに身を任せて見守るといった感じです。
一方、Let it goは、流れに逆らわずなるようになれ、といったニュアンスになります。
Let it goは解放する、解き放つといった意味を持ちますので、どうなるのかわかっているけど、もうその流れに乗っていくしかないといった感じです。
どちらも似たような意味を持ちますが、微妙な違いを知るとビートルズやアナ雪の歌がしっくりくるのではないでしょうか。
Let it beを座右の銘にする場合どんな意味になる?
Let it beを座右の銘にする場合は、
- なるようになるさ
- 成り行きに身を任せていけばうまくいくだろう
といったポジティブな意味で使われることが多いでしょう。
似たような意味では、
- 果報は寝て待て
- 待てば海路の日和あり
などのことわざがありますね。
Let it beは、楽観的な人、最後は結局うまくいくと信じている人にぴったりの座右の銘だと言えます。
辛い時、大変な時にはLet it beで気楽にいきましょう♪
一方、Let it beとは逆に、運命や成功は自分の努力次第といった意味を持つ言葉やことわざを座右の銘にする人も非常に多いです。
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 為せば成る為さねば成らぬ
- 一念岩をも通す
- 苦労なくして得るもの無し(No pain no gain)
などなどですね。
座右の銘はその人らしさを表す一つの言葉でもあります。
どんな座右の銘を持っているかで、どんな人なのか想像してみるのも興味深いんじゃないかと思います。
まとめ
Let it be(レットイットビー)とはどんな意味なのかということについてご紹介しました。
意味を知ると、非常に深い言葉だということがわかりますよね。
ビートルズの曲もより深く楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
- Let it be(レットイットビー)はなすがままに、ありのままにといった意味
- Let it go(レットイットゴー)はなるようになれといったニュアンスで使われる
- Let it be(レットイットビー)は楽観的な意味合いの座右の銘である