エジプトのスフィンクスといえば、ピラミッドと同じくらい有名な古代遺跡ですよね。
スフィンクスの背中には入口があって、内部へ入ることができるようになっているんです。
このページでは、スフィンクスの背中にある入口と内部に存在するとされる地下神殿の謎についてご紹介したいと思います。
スフィンクスの背中には入口がある
スフィンクスの背中には、内部へ入るための入り口が本当にあります。
小さな長方形の穴になっており、金属製の扉がついています。
中には縦抗が続いており、スフィンクスの内部へと入ることができるようです。
実際の映像は、一瞬ですがこちらの動画の00:18あたりでご確認いただけます。
スフィンクスの背中にある入口については、エジプトの有名な考古学者であるザヒ・ハワス博士が調査し、メディアに公開されたこともありましたが、その後の調査内容について発表されることはありませんでした。
しかし、2021年11月のテレビ番組「有吉の同時中継」のコーナーで、ザヒ博士がスフィンクスの背中に登って撮影することを特別に許可しました。
スフィンクスの背中の入り口の謎について何かが公開される可能性も期待されるのではないでしょうか。
スフィンクスには背中以外にも、頭頂部と尾の部分にも入口が設けられています。
入口があるということは、スフィンクスの内部に何かがあるということになると思ってしまいますよね。
スフィンクスの内部はどうなっているの?
スフィンクスの内部には地下へと続く通路があり、地下には部屋のような空間があると言われています。
実は、初めてスフィンクスの内部にあるとされる空間について研究したのは、早稲田大学の吉村作治教授の研究チームでした。
エジプトといえば吉村先生ですよね。世界ふしぎ発見などでもよく特集されていました。(若い方は知らないかも?!)
吉村先生の調査では、スフィンクスの地下にいくつかの部屋らしき空洞やトンネルを発見することができました。
中でも、スフィンクスの前足の下に空洞があることは、他の学者や研究機関によっても確認されているんですって。
スフィンクスには地下神殿が存在する?!
スフィンクスの地下にあるのは、部屋や通路だけではないかもしれません。
一説によるとスフィンクスの地下のさらに下には、地下宮殿のような大きな遺跡があるとも言われています。
カフラー王のピラミッドとスフィンクスは地下でつながっていて、その中間地点の地下29メートルのところに地下水で満たされた穴があり、石棺が安置されているとの情報も・・・。
しかもこの石棺は、オシリス神のものだという説まであります。
オシリス神は、死後の世界を支配する、古代エジプトで最も有名な神様です。
しかし、これらの情報はいつの間にか否定され、スフィンクスの地下神殿などはないというのが通説となっているのが現状です。
スフィンクスの地下神殿の調査がされない、情報が公開されない理由はわかりませんが、もしかするとスフィンクスの地下には歴史がひっくり返るような秘密が隠されているのかもしれません。
スフィンクスは謎の多い建造物の一つで、作られた年代も2500年前から80万年前と大きな幅のある説が研究されています。宇宙人が作ったんじゃないか、などの都市伝説もたくさんあり非常に興味深いですね。
まとめ
スフィンクスの背中にある入口から、スフィンクス内部の謎についてご紹介しました。
まだまだ解明されていない謎が多いだけにスフィンクスには大きなロマンがあるのではないでしょうか。
ある日、世紀の発見!などというニュースが入ってくる可能性を楽しみに待ちたいと思います。
まとめ
- スフィンクスの背中には長方形の入り口があり縦杭につながっている
- 頭頂部、尾の部分にも入口が確認されている
- スフィンクスの内部には地下室や通路があるとされている
- さらに地下深くには古代の神殿があるという説もあるが真偽は不明