はちみつ梅干しって甘酸っぱくて、柔らかくて美味しいですよね。
昔ながらの梅干しも美味しいですが、最近スーパーで売られている梅干しは、ほとんどがはちみつや調味料を使ってマイルドに仕上げた梅干しです。
保存食のイメージが強い梅干しですが、はちみつ梅干しも腐らずに日持ちするのでしょうか。
この記事では、はちみつ梅干しの賞味期限、腐るとどうなるのか、また保存方法についてご紹介したいと思います。
はちみつ梅干しの賞味期限は?
はちみつ梅干しの賞味期限は、未開封で3~6か月が目安となります。
市販のはちみつ梅干しには賞味期限の表記がありますので、その日付を確認するようにしましょう。
開封したはちみつ梅干しは、賞味期限内であってもなるべく早めに、できれば2週間を目安に食べきるようにします。
はちみつ梅干しの賞味期限は、普通の梅干しの賞味期限よりかなり短くなっています。
これは梅干しに含まれている塩分や材料、作り方の違いによるものです。
昔からある梅干しは梅と塩とシソだけを使っており、塩分濃度は20%あります。
一方はちみつ梅干しの塩分濃度は8~10%、塩につけた後に水洗いしてはちみつや調味料につけて作られています。
塩分濃度が20%以下になると保存が効かなくなってしまうこと、水洗いや調味液につけることで水分が多くなることで傷みやすくなってしまいます。
はちみつ梅干しは、塩漬けの梅干しに比べて塩分が少なく水分が多いので、長期の保存はできないということですね。
塩・梅・シソだけで干して作った梅干しだけが梅干しと呼ばれます。はちみつ梅干しや減塩梅干しは調味梅などと呼ばれ、保存食の梅干しとは別モノとされているんですって。
はちみつ梅干しの賞味期限切れは食べられる?
賞味期限が切れてしまったはちみつ梅干しを食べることはあまりおすすめできません。
はちみつ梅干しはあまり保存のきかない食品なので、傷んでしまっている可能性があるからです。
特に開封済みのはちみつ梅干しは注意が必要です。
それでは、はちみつ梅干しが腐ってしまったらどうなるのか、どうなったら食べないほうがいいのか、次章で詳しくご紹介していきますね。
はちみつ梅干しは腐ったらどうなるの?
はちみつ梅干しが腐ったり、傷んだりした場合は次のような状態になります。
カビが生える
白っぽいふわふわしたものがついていたらカビの可能性がります。
梅干しの塩分がしみ出したものではありませんのでご注意ください。
液体状になる
梅がドロドロして液体状になったら傷んでいる可能性大です。
水っぽくなって梅の実が崩れているものは食べないほうがいいです。
ネバネバしている
粘りが出て糸を引いているような時も傷んでいる証拠です。
変色している
色が変わっているものは明らかにやめておいたほうがいいでしょう。
臭いがおかしい
嫌な臭いがしたり、梅のにおいではないすっぱい臭いは危険です。
味見をする前に臭いを確認してみましょう。
味がおかしい
少量味見をしてみて、おかしな味がする時には食べるのをやめておきましょう。
食べて確認するのは、見た目やにおいなどのチェックをしてから、最後の確認にすることをおすすめします。
普通の梅干しに賞味期限はありませんが、はちみつ梅干しは腐りますし、賞味期限があります。
賞味期限切れの場合はもちろん、開封後に上のような状態が見られたらはちみつ梅干しが腐っている可能性がありますので、十分ご注意ください。
はちみつ梅干しの保存方法は?
はちみつ梅干しの保存方法において注意する点は以下の通りです。
- 冷蔵庫で保存する
- 雑菌が入らないように取り出す
- 賞味期限内に食べきる
はちみつ梅干しは傷みやすいため常温保存には向きません。
未開封であっても必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
また、食べる時にはきれいな箸などで取り出すようにします。
食事に使っている箸を入れてしまうと雑菌が繁殖してしまうことがあります。
はちみつ梅干しは生鮮食品として、賞味期限内に食べきるようにしたいですね。
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はちみつ梅干しの賞味期限まとめ
はちみつ梅干しの賞味期限についてご紹介してきました。
先日ジップロックに入ったはちみつ梅干しをもらったのですが、かなり水っぽく泡立っているので、これって食べられるのかなと疑問に思い、はちみつ梅干しの日持ちについて調べてみました。
もったいないですが、やめておいたほうがよさそうですね(;^_^A
なるべく無駄にしないように、食べきれる量を買うようにしたいものです。
まとめ
- はちみつ梅干しの賞味期限は3~6か月だが表示を参照
- 梅干しよりも賞味期限が短いので注意
- 腐っているものは食べないようにすること
- 保存は冷蔵庫で雑菌が入らないように早めに食べきる